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北朝鮮外務省は1日、イスラエル軍が、イスラム教シーア派組織・ヒズボラ掃討に向け同組織が拠点とするレバノンに攻撃を加えていることについて報道官談話を発表し、「極悪な戦争犯罪、反人道犯罪だ」と激しく非難した。朝鮮中央通信が伝えた。

(参考記事:第4次中東戦争が勃発、北朝鮮空軍とイスラエルF4戦闘機の死闘

談話は「パレスチナのガザ地区で世人を驚愕させる天人共に激怒する集団大虐殺を強行したことにも満足せず、こんにちはレバノンをはじめとする中東地域の各地でアラブ人民の生存権を抹殺しているイスラエルとそれを背後で操っている米国こそ地域の平和と安定の癌的存在であり、アラブ人民の共通の敵である」と主張。

そのうえで「中東地域の恒久的な平和を実現するためのキーポイントは、独立国家創設を目指すパレスチナ人民の合法的な民族的権利を保障し、アラブ諸国に対するイスラエルの侵略と敵対行為を一日も早く終息させるところにある」と指摘した。

また、「われわれは、罪のない民間人に対する大規模の殺りく戦を中東全域へ拡張しているイスラエルとその後見者である米国の組織的な特大型のテロ行為を強く糾弾し、自主権と生存権、領土保全を守るためのアラブ人民の闘争に変わらない支持と連帯を表わす」とした。