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北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は29日に発表した談話で、ウクライナを支援する米欧は核超大国であるロシアを刺激すれば「大災難」を招くと主張。また、北朝鮮をロシアの「共犯者」と呼んだゼレンスキー大統領の発言は「無謀な政治的挑発」だと反発した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話は、米国がウクライナへの80億ドルの追加軍事支援を発表したのは「途方もないミスであり、愚かな行為」だと指摘。「ウクライナがこれ以上の冒険的な軍事行動を試みるように助ける行為は危険な博打」だと強調した。

さらに、国連安全保障理事会の会合(24日)で、ロシアに武器を提供している北朝鮮とイランを「共犯者」だと批判したウクライナのゼレンスキー大統領に「厳重に警告する」としながら、「ウクライナの戦場に最も多い武器と弾薬を与えた米国と西側こそ、当然に特等共犯国の地位を付与されるべき」と主張した。