ロシアを訪問している北朝鮮の崔善姫(チェ・ソニ)外相と同国のセルゲイ・ラブロフ外相が17日、首都モスクワで会談した。朝鮮中央通信が19日、伝えた。
崔善姫氏は、サンクトペテルブルクで開かれる「第4回ユーラシア女性フォーラム」と「BRICS(主要新興国)女性フォーラム」に出席するためロシアを訪問した。
会談では「朝ロ間の包括的戦略パートナーシップ条約の精神にのっとって二国間関係を各分野にわたって拡大し発展させ、国際舞台で相互協力を一層強化するための有益な意見交換があった」と同通信は伝えた。
一方、北朝鮮では金正恩総書記(国務委員長)が13日、訪朝したロシア連邦安全理事会のセルゲイ・ショイグ書記長と会談。金正恩氏が「朝鮮民主主義人民共和国政府は今後も包括的戦略パートナーシップに関する条約の精神にのっとってロシア連邦との協力と協調をさらに拡大していくであろう」と述べるなど、朝ロ間の交流は活発化している。