政治犯収容所の警備員出身であるアン・ミョンチョル氏は、「日本に帰して欲しい、と話す日本人妻らしき女性が収容所にいた」と証言した。アン氏は「収容者を人間と見なしてはいけないと教え込まれていた」と述べ、「日本をはじめ、国際社会の目が向けられなければ、いつまでたっても収容所の実態は変わらない」と語った。
また、政治犯収容所で出まれたシン・ドンヒョクさんが、収容所内での強制労働や公開処刑、監視システムについて証言した。シンさんは「国際社会が北朝鮮に圧力をかけて、収容所の子供たちを救出してほしい」と訴えた。