北朝鮮の平壌で、「6・25米帝反対闘争の日」に際して反米を訴える大規模な平壌市民集会が開かれた。朝鮮中央通信が伝えた。
6月25日は、朝鮮戦争(北朝鮮では祖国解放戦争という)の開戦日である。集会はメーデー・スタジアムで行われ、勤労者団体、省、中央機関、市内の機関、工場、企業の活動家と勤労者、青年学生、約10万人が集まり、駐朝外交団員、武官団員と祖国に滞在中の海外同胞も同席した。
同通信は集会で、「70余年前、祖国防衛聖戦に奮い立ったわが人民によって苦い惨敗を喫した歴史の羞恥を忘却して無分別に強行される米帝と韓国かいらいの核戦争挑発ヒステリーは700年、7000年の歳月が流れても決して変わらない侵略者、挑発者の本性をそのまま見せていると指弾した」という。
また、「最強の戦争抑止力を百倍、千倍にしっかりうち固め、全民抗戦の準備に万全を期することによって、われわれの偉業を阻む者にどんな残酷で凄絶な終焉が与えられるのかを明々白々に見せてやる」としながら、核ミサイル開発の継続を示唆した。
集会後、大衆デモが行われた。