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北朝鮮の代表的な稲作地帯である黄海道での食糧難が深刻化し、餓死者が続出していると伝えられる。穀倉地帯が分布する南西部地域での食糧難発生により、その背景にも関心が寄せられる。

過去、断続的に伝えられてきた黄海道の食糧難は、最近に入り餓死者が増加し外部への情報流出が発生している。相当数の農場員が栄養失調で協同農場に出勤できず、深刻さが具体的に表面化している。

黄海北道の消息筋は最近のデイリーNKとの通話で「住民が飢餓に苦しんでいるにもかかわらず、当局は食糧が尽きた世帯に餓死しない程度にトウモロコシの粒を1〜2キロ緊急配給しただけ。状況の深刻さに比べて当局の措置が余りにも不十分なため、住民は他地域の親戚に助けを請うため土地を離れている。新溪郡のとある地域だけでも児童と老人6人が餓死した。当局は困難を克服しようと扇動するばかり。米は配給しないまま中央党は視察ばかりしており、住民の不満が高まっている」と伝えた。