先月22日に下された方針には「事故に遭った副小隊長、分隊長、副分隊長、隊員など数人の戦死軍人に金正日青年栄誉賞を授与し、入党前の状態だった兵士らには朝鮮労働党党員の栄光を与え、永遠な党員としての尊い栄誉を享受させるべきだ」という内容が含まれていたと伝えられた。

北朝鮮軍の降下訓練で兵士が輸送機に引っかかったように見える(朝鮮中央テレビ)
北朝鮮軍の降下訓練で兵士が輸送機に引っかかったように見える(朝鮮中央テレビ)
また、遺族たちに愛国烈士証を授与し、彼らの故郷で盛大な授与行事を開催するだけでなく、烈士家族の模範に従って学ぶようにする思想宣伝事業も進めよとの内容も含められた。

情報筋によると、金正恩氏はこのような指示の執行について、詳しく報告を受けたという。

特に、「平時の訓練も戦時のようにしなければならないということを模範として示した人々を高く評価する独自の講演資料を作り、当時の訓練に参加した軍人を対象に政治学習を進め、扇動資料も作って広く普及せよ」と指示したという。

(参考記事:金正恩氏の「高級ベンツ」を追い越した北朝鮮軍人の悲惨な末路

「お荷物」扱い

果たしてこうした措置の数々が、死傷した兵士や家族、またほかの多くの軍人たちの助けや慰めになるかは疑問だ。