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北朝鮮の平壌で9日、金己男(キム・ギナム)元朝鮮労働党中央委員会書記の国葬が行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩総書記(国務委員長)をはじめ、労働党中央委員会政治局常務委員会委員と朝鮮労働党中央委員会政治局委員、国家葬儀委員会の委員、党中央委員会と各道党委員会、武力機関の幹部、故人の遺族らが参列した。

金正恩氏は新美里(シンミリ)愛国烈士陵で行われた告別式にも参列した。李日煥(リ・イルファン)労働党中央委員会書記(労働党中央委員会政治局委員)が、哀悼の辞を述べ、個人の遺骨を安置する儀式が執り行われた。

180発の弔銃が撃たれ、金正恩氏をはじめ、労働党中央委員会政治局常務委員会委員と遺族が、故人の遺骨に土をかぶせた。金正恩総書記名義の花輪と労働党中央委員会、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会、朝鮮民主主義人民共和国内閣名義の花輪が献じられた。

金正恩氏は、「真の革命的生涯と不滅の功績によって、わが党と国家の存立と発展の礎石を固めるのに積極的に寄与し、われわれみんなに大きな力となってくれた金己男氏のような革命の元老が居て、歴史の風波の中でもチュチェの革命偉業を力強く前進させてくることができた」と述べた。