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事例3
2017年に咸鏡北道(ハムギョンブクト)で村人12人が、宣教を行っていたとして保衛部に拘束された。陳述によると、韓国のキリスト教団体から送られてきた「黒いカネ」を受け取り、キリスト教の根拠地を作り、村人に宣教をしていた。2人が管理所(政治犯収容所)に送られ、10人は労働教化刑(長期の懲役刑)と労働鍛錬刑(短期の懲役刑)を宣告された。

10人に関しては、キリスト教についてよく知らず、主犯の2人から教えられただけだとして、比較的軽い罪で済まされたようだ。

事例4
2019年に619連合指揮部が実施した迷信行為の取り締まりで50人ほどが逮捕され、平壌市にあるホテルの前で公開裁判が行われた。死んだ人も復活できると人々を惑わしたインチキ宗教の教祖、聖書を所持していた人はそれぞれ死刑判決を受けた。

韓国政府は近々、2024年版の北朝鮮人権白書を発表するものと思われる。コロナ禍でより悪化したと言われる北朝鮮の人権状況だが、どのような内容が収録されるか注目される。