[ソウル 24日 ロイター] – 韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が24日午前7時(日本時間同)ごろ、西岸沖に向けて複数の巡航ミサイルを発射したと発表した。韓国と米国の情報機関が分析中という。
合同参謀本部は北朝鮮によるさらなる動きを監視しているとした。
韓国海軍の特殊部隊は現在、北朝鮮との境界に接する江原道の東海岸沿いで10日間にわたる訓練を行っている。合同参謀本部によると、訓練は北朝鮮がこのところ海上境界付近で砲撃したり、兵器の実験を行ったりしたことを受けて作戦態勢を強化する狙いがある。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は先週、韓国を「主敵」と呼び、統一はもはや不可能だと述べた。金氏の命令で、平壌にある南北融和目標を象徴する主な記念碑が取り壊されたもようだ。
北朝鮮を監視するオンラインメディア「NKニュース」によると、23日の衛星写真では記念碑が既になくなっていた。
ロイターはアーチ形のこの記念碑の取り壊しについて独自に確認できていない。