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北朝鮮の金徳訓(キム・ドックン)内閣総理が2日、ベトナム社会主義共和国建国78周年に際してファム・ミン・チン首相に祝電を送った。また、崔善姫(チェ・ソニ)外相が同日、ブイ・タイン・ソン外相に祝電を送った。朝鮮中央通信が伝えた。

金徳訓氏は、平安南道(ピョンアンナムド)で起きた水害をめぐり、金正恩総書記から、「金徳訓内閣の行政・経済規律がだんだん劇甚に乱れ、その結果、怠け者らが無責任な働きぶりで国家経済事業を全て駄目にしている」と名指しで厳しく叱責され、処遇が注目されている。9月26日開催予定の最高人民会議でなんらかの処分を受ける可能性もあるが、現時点では内閣総理を務めていることがわかった。

金徳訓氏は祝電で、「朝鮮ベトナム友好・協力関係が今後も絶えず拡大、発展するとの確信を表明するとともに、国の経済発展と人民の生活向上を目指すベトナム人民の闘いでのさらなる成果を願った」という。

また、崔善姫氏は祝電で、「2019年3月、歴史的なハノイ首脳対面で遂げられた合意の精神にのっとって双務関係を拡大、発展させ、国際舞台での支持と協同を強化していく上で両国の外務省間の相互協力が一層緊密になるとの確信を表明するとともに、外相の活動でのさらなる成果を願った」という。