北朝鮮の金正恩総書記は28日、朝鮮戦争の休戦協定締結から70年に際して訪朝した中国共産党の李鴻忠政治局員と会談した。朝鮮中央通信が伝えた。
同通信によれば、金正恩氏は習近平国家主席からの親書に謝意を示すとともに、中国は「われわれの革命戦争を血潮でもって支援し、わが党と人民の正義の偉業を変わることなく支持、声援している」と強調。
続けて、「わが軍隊と同じ塹壕で犠牲的に戦いながら、不屈の反帝革命精神と革命的団結で勝利を収める立派な伝統をもたらした中国人民志願軍将兵の戦闘的偉勲と歴史的貢献をわが人民は永遠に記憶し、称揚する」などと述べた。
会談ではまた、「朝中両国が社会主義建設を力強く促しながら、緊密な戦略・戦術的協同を通じて複雑多端な国際情勢に主動的に対処していき、親善と同志的協調を新しい高い段階へ絶えず昇華、発展させていこうとする両党、両国政府の立場が再確認された」という。