北朝鮮の金正恩総書記は8日、金日成主席の29周忌に際して、金日成氏の遺体が安置されている錦繍山（クムスサン）太陽宮殿を参拝した。朝鮮中央通信が同日伝えた。

金日成氏は1994年7月8日に死去。金正恩氏は最高指導者になって以降、金日成氏の生誕記念日である太陽節（4月15日）と命日（7月8日）に、錦繍山太陽宮殿を参拝することを恒例行事としてきた。金正恩氏が参拝する様子は写真付きで報じられてきたが、今回は写真なしという異例の報道となった。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の金徳訓（キム・ドックン）、趙甬元（チョ・ヨンウォン）、崔龍海（チャ・リョンヘ）の各委員をはじめとする党中央指導機関のメンバー、労働党中央委員会の責任活動家、武力機関、省、中央機関の活動家が参列した。