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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は14日、米国の中南米政策を非難する国際問題評論家のペク・グァンミョン氏による論評「中南米はこれ以上米国の『静かな裏庭』ではない」を配信した。

論評は、1823年に第5代米大統領のジェームズ・モンローが発表したモンロー宣言を取り上げ、中南米地域で「米国の侵略と略奪、内政干渉策動は、地域諸国の尊厳と自主権を無残に蹂躙しながら同地域が長期間、米国の『静かな裏庭』に残っているようにした」と述べた。

また、「キューバとベネズエラ、ニカラグアをはじめ反米自主的な国々を抹殺するための米国の制裁と封鎖策動もやはり、本質上『モンロー主義』を復活させようとする試みにすぎない」と指摘した。

一方、近年では「同地域では独自の対内外政策を志向する進歩的な政府が次々と出現した」としながら、「中南米諸国が『中南米は中南米人のための中南米』という正義のスローガンの下で、世紀を継いで地域諸国を不幸と塗炭に陥れた米国の独断と専横に共同で立ち向かって自力で地域の自主的発展を遂げようとするということをはっきり示している」と強調した。

そのうえで、「遠からず、米国の『静かな裏庭』は自主の熱風が吹きまくる繁栄の活躍舞台になるであろう」と主張した。