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咸鏡北道(ハムギョンブクト)と両江道(リャンガンド)情報筋によると、金正日氏逝去直後の19日午後5時に、市や郡の保衛部(秘密警察)、保安部(警察)は全体会議を招集して「今までで最も国境地域の統制が重要だ」と強調し▲金正恩同志を敬おう▲社会主義秩序を守ろう▲国境警備を3重、4重に強化せよなどの指示を下した。

また、国家安全保衛部と人民保安部に「5人以上が集まらないようにしろ」との指示が下り、流動人員を統制している。法機関員は「哀悼期間には動くな」とし、摘発時には罪が重くなると住民たちを脅している。

国境を基準として1線には軍、2線には教導隊、3線には工場企業所警備が警戒しており、司法機関員がパトロールしつつ哀悼行事と弔問以外の全ての社会活動を統制している状況もわかった。

強化された統制措置に住民たちも萎縮している。