金正日氏の逝去直後から、北朝鮮当局は中朝国境地域の統制を大幅に強化しているが、その裏には国境付近の世論への不安感があるようだ。

北朝鮮当局は、金正日氏の逝去を公式発表する1日前の18日早朝、国境警備隊に「国境封鎖」指示を出した。これに伴い、平常時とは異なり完全武装した軍人がこまかく警備に立っている状況だ。その様子は「1メートル間隔で歩哨が立っている」と言われるほどだ。

住民の動向を徹底的に監視しながら動揺を事前に遮断せよという指示も下された。武装した軍人が動員されて市内のあちこちで警戒活動中で、保衛司令部(韓国の機務司令部に該当)所属の軍人まで派遣されて反体制活動に対する監視業務を受け持っている。