人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮で8日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)創建75周年を記念する閲兵式が行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮軍は1948年2月8日の創設され「建軍節」とも呼ばれている。一方、金日成主席が1932年4月25日に満州で「朝鮮人民革命軍」を組織したとされ、4月25日は「朝鮮人民革命軍創建日」とされている。2022年の朝鮮人民革命軍創建日に、金正恩総書記は初めて白い軍服姿で登場した。

金正恩氏がジュエ氏と見られる娘と李雪主(リ・ソルチュ)夫人が閲兵式に参加した。

北朝鮮軍75周年記念閲兵式に参加した金正恩氏の娘(2023年2月9日付朝鮮中央通信)
北朝鮮軍75周年記念閲兵式に参加した金正恩氏の娘(2023年2月9日付朝鮮中央通信)

金徳訓(キム・ドックン)内閣総理(朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員、国務委員会副委員長)、李炳哲(リ・ビョンチョル)労働党中央委員会書記(労働党中央委員会政治局常務委員、党中央軍事委員会副委員長)、李栄吉(リ・ヨンギル)労働党中央委員会書記(中央軍事委員会副委員長)、強純男(カン・スンナム)、朴寿日(パク・スイル)、鄭京擇(チョン・ギョンテク)の各氏をはじめ武力機関の責任活動家、北朝鮮軍の大連合部隊、連合部隊の軍事・政治指揮官が、幹部壇に登壇し、趙甬元(チョ・ヨンウォン)労働党中央委員会組織書記(労働党中央委員会政治局常務委員)、李日煥(リ・イルファン)、金才龍(キム・ジェリョン)、チョン・ヒョンチョルの各労働党中央委員会書記がジュエ氏と貴賓席についた。

同通信は、北朝鮮軍の装備について「『強大さ』の神話を威張っていた米帝を首かいとする帝国主義連合勢力と正面から対決するには、あまりにも歴史が浅く、貧弱な武装装備」としつつ、「偉大な領袖の指導を受ける革命武力の政治的・思想的、戦略・戦術的優勢によって、帝国主義武力侵犯者の数的、技術的優勢に余地もなく打ち勝った偉大な年代の偉勲が、弾雨の中を切り抜けてきた砲身にこもっていた」と評した。

朝鮮人民軍創建75年の閲兵式に登場した、固体燃料式のICBMとみられる新兵器(2023年2月9日付朝鮮中央通信)
朝鮮人民軍創建75年の閲兵式に登場した、固体燃料式のICBMとみられる新兵器(2023年2月9日付朝鮮中央通信)
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、「戦術核運用部隊縦隊」「大陸間弾道ミサイル(ICBM)縦隊」の行進の際は、「核には核で、正面対決には正面対決で!ひたすら、領袖の命令だけに従っていつでも自己の戦略的使命に忠実であろうと臨戦態勢にある戦略ミサイル部隊戦闘員のたくましい気概が溢れる広場に、大河を成した共和国戦略武力の巨大な実体が地心を揺るがせて勇敢な威容を誇示しながら進軍した」と述べた。