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平壌市内のデパートでは、シャネルやアルマーニなどのブランド品や欧米の商品が販売されているという。北朝鮮最大の国営デパートの平壌第一百貨店には、液晶TV、パソコン、ベッド、パン、ケーキなどが販売されている。昨年オープンした普通江百貨店は、2月からブランド品も販売している。

この情報筋は「今年7月12日の金正日の現地指導後、労働新聞に平壌第一百貨店の販売物品が写真と共に大々的に報道された。北朝鮮を訪問した人物によると、ドイツ産のチョコレート、マスタードソース、赤ちゃんのおむつなど、富裕層をターゲットにした高級な生活必需品が販売されている」と明らかにした。

北朝鮮は昨年の労働党創立65周年記念行事でも外信記者80人余りを招請し、平壌市内のレストラン、遊園地などの広報に力を注ぐなど、外貨稼ぎに積極的な歩みを見せた。

これまで資本主義の浸透を極度に警戒してきた北が、コーヒーやハンバーガーなどの西欧文物の流入を許可したのは、外貨不足の影響が大きいと思われる。今後も合弁形態での外資による投資が続くという見方が多い。