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北朝鮮・平壌ので万寿台(マンスデ)議事堂17日から18日にかけ、最高人民会議第14期第8回会議が行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

最高人民会議代議員ではない金正恩総書記は、今回は参加しなかった。

国務委員会副委員長の金徳訓(キム・ドックン)内閣総理(労働党政治局常務委員)、労働党中央委員会の李炳哲(リ・ビョンチョル)書記が、幹部壇に登壇した。李日煥(リ・イルファン)、李永吉(リ・ヨンギル)、金才龍(キム・ジェリョン)の各氏をはじめ、国務委員会の委員、最高人民会議常任委員会の副委員長、書記長、委員、最高人民会議副議長らが幹部壇についた。

崔龍海(チェ・リョンヘ)国務委員会第1副委員長(最高人民会議常任委員長、党政治局常務委員)が、開会の辞を述べた。

会議では、以下の議案が決定され、討論された。
(1)内閣の2022年の活動状況と2023年の課題について
(2)2022国家予算執行の2023年の国家予算について
(3)朝鮮民主主義人民共和国平壌文化語保護法を採択することについて
(4)中央検察所の2022年の活動状況について
(5)組織問題

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金徳訓氏が第1の議案、財政省のコ・ジョンボム氏が第2の議案に対する報告を行った。続いて行われた討論では、「昨年の内閣活動と国家予算執行が正確に総括、決算された」「国家予算も国防力強化と経済発展、人民の生活改善を財政的に裏付ける原則に基づいて編成された」などとして、報告内容が全面的に支持された。

また、「収められた成果と現れた欠点を批判的かつ発展的見地から分析、総括し、国家経済の安定的発展を保証し、人民の生活において実際の変化をもたらす上で部門と単位に提起される課題と実現方途」が言及された。

そのうえで、「朝鮮民主主義人民共和国内閣の活動報告とチュチェ111(2022)年の国家予算執行の決算を承認することについて」と、法令「朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ112(2023)年の国家予算について」が全会一致で採択された。

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姜潤石(カン・ユンソク)氏が第3の議案に対する報告を行った。報告は「平壌文化語を保護し、積極的に生かすのは社会主義民族文化発展の合法則的要求である」としながら「言語生活で主体性を徹底的に確立する活動の重要性」について強調した。

続いて「朝鮮民主主義人民共和国平壌文化語保護法を採択することについて」が全員賛成で採択された。

ウ・サンチョル氏が第4の議案に対する報告を行い、最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国中央検察所の活動報告を承認することについて」を採択した。

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最後に第5の議案「組織問題」を討議し、最高人民会議常任委員会の副委員長、委員を召還、補欠選挙した。最高人民会議常任委員会の副委員長にキム・ホチョル氏が、委員に金秀吉(キム・スギル)、太亨徹(テ・ヒョンチョル)、リ・ヒョクチョルの各氏が補欠選挙された。李太燮(リ・テソプ)氏が最高人民会議法制委員会の委員長に、金頭日(キム・ドゥイル)氏が委員に補欠選挙された。

パク・インチョル氏が閉会の辞を延べ会議は終了した。