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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は13日、国際政治研究学会研究者のキム・ドンミョン氏による日仏首脳会談を批判する論評を配信した。

フランスを訪問中の岸田文雄総理大臣は、エマニュエル・マクロン大統領との夕食会に続き日仏首脳会談を行った。会談では今年前半に外務、防衛の閣僚会議、いわゆる「2+2」の開催をめざすことで一致した。また、日本の防衛力強化の方針についてマクロン氏から理解を得たという。さらに、5月の広島サミット成功に向け、連携したいとの意向がマクロン氏から示された。

こうした動きに対して論評は「岸田の今回の訪問の目的が先制攻撃と軍備増強を骨子とする自分らの新しい国家安保戦略に対するメンバー国の支持を獲得しようとするところにあるということが明白に立証された」と指摘した。

また、「問題は、軍事大国化を追求する日本の動きに一部の西側諸国が積極的に同調して、アジア太平洋地域に不安定の暗雲をもたらしていることである」と述べた。

さらに、「各種の名分でアジア太平洋地域への進出を合理化し、地域に対する影響力を絶えず拡大することで中国を全方位的に圧迫しようとするのが、アジア太平洋地域に魔手を伸ばしているNATOの腹黒い下心である」としながら北大西洋条約機構(NATO)を非難した。

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そのうえで、「彼らは確かに、誤った選択をしている」としながら、「岸田の海外訪問がアジア太平洋地域にもたらすのは、安保不安定だけである」と強調した。