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咸鏡北道の情報筋は「保安員の制服を着た打撃隊が、駅前や路地など流動人口の多い場所で身分証の確認や荷物検査などを行なっている。特に夜9時以降に移動する人々は全員が検問を受ける」と伝えた。

この取り締まりは、市、郡、区域での取り締まりを担当する人民保安署の巡察隊と任務が重複するため、組織間の争いに発展している。その被害を受けるのは一般住民だ。商売で生計を立てるしかない人びとは、両方にワイロを収めざるを得ないからだ。

情報筋は「巡察隊へのワイロだけでも商売が大変なのに、打撃隊の登場で暮らしていけないと住民の不満が高まっている。結局、我々は全員が死ぬだけだと言っている」と伝えた。