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北朝鮮外務省のチョ・チョルス国際機構局長は17日、国連が北朝鮮の人権決議案を採択したことに対して「全面排撃する」と、朝鮮中央通信の質問に答える形で非難した。

国連総会第3委員会は16日(現地時間)、北朝鮮の人権侵害を糾弾する内容の北朝鮮人権決議案を18年連続で採択した。韓国も4年ぶりに共同提案国として参加した。

これに対して同局長は、「米国と追随勢力の不法非道な対朝鮮敵視政策の所産である『人権決議』そのものを認めず、全面排撃する」と反発した。

また、「同族対決に狂った尹錫悦かいらい逆賊一味が権力の座についた後、南朝鮮が米国の『人権』突撃隊に乗り出したのは、今回つくり上げられた『人権決議』が卑劣な陰謀的方法でわれわれの思想と体制を転覆しようとする敵対勢力の不純な企図の所産であることを如実に示している」と述べた。

さらに、「人民大衆第一主義の政治が国家活動と社会生活の全般に具現された朝鮮民主主義人民共和国では、人民の権益が最優先、絶対視されており、人民大衆の理想と要求に徹底的に合致する真の人権が享受されている」と主張した。

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そのうえで、「朝鮮民主主義人民共和国は、米国と追随勢力の敵対行為から国権と国益を守り、人民大衆の真の人権を増進させるために尽力するであろうし、敵対勢力の反共和国『人権』謀略策動に徹底的に、強力に対処するであろう」と強調した。