韓国軍は5日、北朝鮮の前日の中距離弾道ミサイル(IRBM)発射に対応して国産弾道ミサイル「玄武2」を発射したが、発射直後に基地内に落下する事故が起きた。聯合ニュースが伝えた。人的被害は確認されていないという。
聯合によれば、ミサイルの落下時に発生した閃光に驚いた東海岸・江陵(カンヌン)の住民の問い合わせが行政や報道機関に殺到。しばらく混乱が続いたという。
(参考記事:「そんなカネがどこにある」金正恩“ミサイル乱射”に北の国民も不満爆発)
一方、韓国軍は同日午前1時ごろ、朝鮮半島東の海上に向け合同で地対地ミサイル「ATACMS」をそれぞれ2発、計4発を発射。こちらは成功し、海上の標的に命中したという。