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北朝鮮で日本との交渉を担当する宋日昊(ソン・イルホ)大使は15日、朝日(日朝)平壌宣言が発表されてから20年となるのに際して談話を発表し、日本が「宣言を反故にし、両国の関係を最悪の対決局面に追い込んだ」と非難した。朝鮮中央通信が16日付で伝えた。

日朝平壌宣言は2002年9月17日、平壌で北朝鮮の故金正日総書記と訪朝した日本の小泉純一郎首相が調印して発表した。「日朝間の不幸な過去を清算」するとして、過去の日本による植民地支配の清算のため、国交正常化後に日本が経済協力を行うことを明示。また日本人拉致問題などの「懸案事項」については、北朝鮮側が再発防止のため「適切な措置」を取るとしている。

宋氏は談話で「われわれは、平壌宣言を朝日関係改善の里程標として重く受け入れ、その履行のために今まで日本側とさまざまな形式の接触と対話、会談を行いながらたゆまぬ努力を傾けてきた」と強調。

その一方で日本側は「朝日関係の性格と本質を否定し、平壌宣言を『拉致・核・ミサイル問題の解決』のためのものに歪曲して終始一貫、自分らの不純な政治目的の実現に悪用した」と非難した。

また、日本人拉致問題は「解決済み」だと強弁しつつ、「朝鮮民族に前代未聞の不幸と苦痛を被らせたのに反省どころか、何の罪意識さえ覚えず、むしろ『被害者』に変身しようとする日本の行為こそ偽善の極み」だと主張した。