一方、最新のマルチメディア機器を利用する平壌の若者は外部情報への渇きをより大きく感じており、北朝鮮の文化が画一的で洗練されてはないと考えているという。
平壌の内部消息筋は「北朝鮮住民は、外部情報を商人や旅行者、ラジオ、DVD、MP4などを通じて入手している。若いエリート層らは、DVD、MP4を使って歌、映画、ドラマなどに接している」と伝えた。しかし、外部情報は親しい友人や家族だけで共有している。
続いて「エリート層は金家に関連するニュースの興味が高く、この外部情報を知りたがっている。また、外部で金正日に厳しい批判を行なっている事にとても驚いている」と述べた。
北朝鮮のエリートにとっては、取り締まりは大きな問題でない事も分かった。消息筋は「捕まっても裏金で何とでもなるので、大きな問題にならない」と説明した。