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一方で、最高人民会議の代議員で、新義州の商業管理所のキム・ジェファ所長は、大豆70トンを横領したが中央党の圧力によって処罰は軽いものに留まった。市民は誰が幹部になっても同じ、信頼できる人なんていないと口々に語っているという。

咸鏡北道検閲団が宣川をひっかきまわしたことで、労働党平安北道道党にまで影響が及び、地域間の対立感情が深まったという。咸鏡北道検閲隊は、この地域に何の縁故もないため、後先考えず事件を大きくしてしまった。

宣川郡の関係者は、咸鏡北道で何かあれば乗り込んでやる、タダでは済まさないと怒り心頭だという。北朝鮮の最高指導者は、昔から平安道と咸鏡道の間に存在する感情的な対立を政治的に利用してきた。