韓国統一部の柳佑益(リュ・ウイク)長官は19日、南北露をつなぐ「ガスパイプライン事業」は北朝鮮の安保威嚇が解決された以後に推進するとの立場を明らかにした。

同日、行われた国会の外交・安保・統一分野対政府質問で「北朝鮮のガス管遮断など安保威嚇に対処するための色々な方案を検討している」としてこのように話した。

続けて「(安保威嚇が)解決される以前の急な推進はないだろう。国民が納得でき国際的に受容できる時に推進するつもりだ」と付け加えながら、政府の対北朝鮮政策について現在の基調を維持しながら柔軟性を持って対処していくという立場を再確認した。

冷え込んだ南北関係を改善するためにも「5・24措置」を解除すべきでは、との質問に対しては「南北関係の膠着状態は北朝鮮の核実験と二度の挑発(天安艦・延坪島)で悪化したもので北側に全面的な責任がある。対北朝鮮政策の基調を維持しながら柔軟性を持って対処していくだろう」と話した。

柳長官は「5・24措置」について「北朝鮮の挑発に対して代価が伴うということを示すためのもので、責任ある措置を取るためだ。北朝鮮の責任ある措置が見られないので緩和するのは適切でない」と説明。

離散家族対面と北へ拉致された人・国軍捕虜問題については「重要だと考えており今後重点を置いて取り組む」との原則的立場を明らかにした。