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同通信が伝えた金正恩総書記の閉会の辞全文は次のとおり。

金正恩総書記が朝鮮労働党第2回初級党書記大会で行った閉会の辞

【平壌3月1日発朝鮮中央通信】敬愛する金正恩総書記が朝鮮労働党第2回初級党書記大会で行った閉会の辞は、次の通り。

初級党書記の皆さん!

第8回党大会の決定貫徹を力強く推し進める上で重要な意義を持つ朝鮮労働党第2回初級党書記大会は、全党の党員の特別な期待と全ての参加者の高度の政治的熱意の下に成功裏に行われました。

今回の初級党書記大会は、党の基層組織、基本戦闘単位を受け持った初級党書記をわが党中央の思想と意図、戦略的方針で再武装させ、奮起させることで、全党の強化に力強い活力を与え、社会主義建設全般に対する党の指導を一層確実に実現する上で今一つの里程標となりました。

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大会では、初級党を強めるためのこの5年間の活動状況が分析・評価され、人民のために存在し、人民に奉仕するわが党がその聖なる使命を円滑に遂行していく上で、現在初級党書記に提起されている重要な課題と実践方法が提示されました。

私は、大会の全期間、議題の討議に熱中する参加者たちの真摯な姿勢を目の当たりにしながら、党中央の思想を漏れなく体得し、初級党の活動に具現して実際的な革命的改善をもたらそうとする初級党書記たちの強い意志を感じ、これを満足に思っています。

朝鮮労働党第2回初級党書記大会は、わが革命発展の要請に応じて全党の初級党を強めるための具体的な行動指針と実践の武器をもたらし、わが党建設の理論を新たに発展させ、豊かにした意義深い大会としてわが党の建設史にはっきりと記されるでしょう。

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初級党書記の皆さん!

党中央は今回の大会で、全ての初級党書記が人民の党、しもべの党の真の政治活動家になるという重要な思想を打ち出しました。

初級党組織ごとに党員の構成や担当部門、活動の範囲には差があり得ますが、初級党書記の果たすべき基本的任務は同じであり、明白です。

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初級党書記は真の母親のような気持ちで、誠実なしもべの姿勢で人民を奉じて仕え、党の人民的政策を無条件に貫徹すべきであるということが、今回の初級党書記大会の基本精神、基本思想です。

人民のためのわが党の政策がいくら立派で、その実行方法が明確だとしても、初級党組織が相応の役割を果たせなければ、党の政策は正しく貫徹されず、社会主義建設の勝利の前進もそれだけ遅れることになるでしょう。

それでわれわれは、党大会が設計機関であるなら、初級党は施工単位であると言っており、そのため初級党書記の役割を重視しているのです。

われわれの初級党書記の全ての思索と行動は当然、党中央の構想と意図、戦略・戦術と一致し、それに服従しなければならないし、そうしてこそ、提示された闘争課題が一つ一つ現実となって人民が肌で感じるようになります。

今日のように障害や難関が多いときに、初級党書記が各自の責務を円滑に果たすのは決して容易なことではありません。

初級党書記は、今回の大会の精神と提示された課題を常に自覚し、不退転の覚悟と燃えるような情熱、頑強な闘志をもって各自に担わされた重任を立派に果たさなければなりません。

新たに活動を始めた同志たちは、最初からしっかりと手はずを整えるべきであり、活動経歴のある同志たちも決意を新たにして仕事を革新的に進めるべきです。

初級党書記は、自ら党の路線と政策に精通し、それを基準として全ての問題を透視・診断・処理し、不断の思索と綿密な手配、迫力ある政治活動と率先垂範をもって担当単位の活動の進展や党政策実行の完成を保障すべきです。

今日、初級党書記の党性・革命性は人民への絶対的かつ献身的な奉仕に集中的に現れます。

わが人民は昨日も今日も変わることなく、ひたすら党のみを信頼してあらゆる試練や困難を果敢に乗り越えています。

このように立派で偉大な人民に素晴らしい生活と福利を与えるためには、わが党がより多くの重荷を担い、革命と建設をより早く推し進めなければなりません。

われわれが、普通の国なら一日も持ち堪えられない最悪の状況下でただ耐え抜くばかりではなく、野心満々で確信的な目標と明日を設計し、それを強行推進しているのは、わが人民の長年の理想と夢を早く実現するためであり、全党的に幹部革命を強力に展開しているのも、この歴史的な事業で幹部に真の人民の忠僕としての責任と本分を全うさせるためです。

初級党書記は、人民のために自分が必要であり、人民に自分の全てをささげなければならないということを一刻も忘れてはなりません。

人民が国の状況を理解し苦衷を顔に現さないほど、彼らの中により深く入って温かい情と献身をもって人民の期待に報い、党に対する人民の支持と信頼が一層強まるようにすべきです。

初級党書記が、人々の心の内を推し量り、彼らの苦衷を自分のことのように思い、一つでも解決するために人知れず心を砕き真心を尽くしてこそ、大衆はその姿から人民の党、しもべの党としてのわが党の体臭と配慮を感じることでしょう。

もう一言強調したいのは、大衆に対する初級党書記の態度が正しくなければ、大衆は心を許さず、従わないということを銘記することです。

大衆を教育する前に自分の姿勢を省みて意識的に改造し、権柄や官僚主義、不正腐敗行為の些細な要素も徹底的に警戒し、わが党の真の政治活動家としての品性を身に付けるために誠実に努力すべきです。

初級党書記の皆さん!

われわれが抱いている理想は偉大で、闘争課題は膨大であり、われわれの前進と発展を阻む挑戦や障害も簡単なものではありません。

われわれが自ら決定し担った時代的課題は必ずわれわれの手で、これまで尽くしてきた努力を超越する新たな奮闘によって達成しなければなりません。

たとえこの道が苦難に満ちた前人未踏の道であっても、人民のための道で人生の喜びを覚え、革命を行う誇りを見出す人が真の共産主義者です。

初級党書記をはじめとする全ての党活動家は、新たな覚悟や闘志をもって非革命的かつ非戦闘的な要素を大胆に一掃し、果敢な決死の闘いを展開して、毎年、党の構想と人民的政策を変革的実体として現実化し、変貌した自分たちの新しい姿を人民に見せるべきです。

私は、大会の参加者と全党の初級党書記が人民の党、しもべの党の政治活動家という貴い栄誉と重い責任に恥じることなく、

偉大なわが人民が文化的かつ裕福な生活を思う存分享受する輝かしい明日を早めるために奮闘することを戦闘的に、熱烈に呼びかけつつ、朝鮮労働党第2回初級党書記大会の閉会を宣言します。---