同通信の報道全文は次のとおり。

金正恩総書記が朝鮮労働党第２回初級党書記大会で開会の辞を述べる

【平壌２月２７日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が２月２６日、朝鮮労働党第２回初級党書記大会で開会の辞を述べた。

金正恩総書記はまず、朝鮮労働党の歴史で初めてとなる全党的な初級党書記の会合があった時から５年の間に、朝鮮労働党の基層で誰よりも党と国家のために多く苦労した初級党書記たちに直接会って感謝の念を伝えることができるようになった喜びを披歴した。

金正恩総書記は、朝鮮労働党が近年、空前絶後の挑戦と試練を切り抜けて革命をしっかりと、正しく導くことができた基本秘訣は党の基層で初級党書記が引き受けた責任を正しく果たしたからであると述べ、党政策実行の基本戦闘単位に責任を持ち、党の強化・発展と社会主義建設の力強い前進に積極的に寄与した誇りを抱いて大会に参加した初級党書記たちと党大会と党中央委員会総会の決定貫徹で奮闘している全党の初級党書記に温かい戦闘的あいさつを送った。

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金正恩総書記は、全党的な初級党書記大会を特別に重視する党中央の意図について明らかにした。

金正恩総書記は、党の規約に初級党書記大会を５年おきに招集することに規制したのは党大会が明示した闘争綱領の実現へ全ての初級党組織の活動を総志向させるためであると述べ、基層党組織の活動をたびたび評価し、総括してこそ全党の思想と行動の一致を徹底的に保障することができ、これはわが党の基層強化重視思想と全党強化路線、チュチェの党建設と活動の要求に徹底的に合致すると強調した。

第８回党大会の決定は、国の経済と人民の生活を安定の軌道に乗せ、わが国家第一主義、人民大衆第一主義が社会生活の各分野で高く発揚されるようにするための当面の戦略・戦術であり、朝鮮革命の将来の運命をかけて必ず達成すべき至上の課題であると明言し、この責任的で重大な時代の課題の遂行いかんは全的に、党組織の役割、特に初級党組織の役割に最も重要にかかっていると強調した。

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金正恩総書記は、党中央委員会から基層組織に至るまで全ての党組織が一つの思想と行動で動き、一人のごとく奮起して活力に満ちて闘っていくなら、不可能なことはないと述べ、類のない厳しい環境の中で偉大な勝利を勝ち取った昨年の闘いの過程がこれを如実に証明していると述べた。

われわれが直面した挑戦と難関は、かつてよりいっそう悪化したが、昨年に全党の党組織が自覚し、奮い立ったので、全般的部門で明白で肯定的な変化が起きたと分析し、特に党中央委員会の決定と指示を無条件に貫徹するために組織・政治活動を力強く繰り広げてきた初級党組織の役割が所期の成果をもたらすようにした重要な要因になったと高く評価した。

金正恩総書記は、党中央委員会が初級党の強化を党細胞の強化と共に全党強化の２大課題として重視し、これに引き続き大きな力を入れていることに言及した。

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金正恩総書記は、基礎と基層がしっかりしているのはわが党の誇りとなり、党の不敗性の中核的な要因、秘訣になると述べ、党の基層は自ずと維持され、強固になるのではなく、この活動は革命と建設が前進するにつれて絶えず深化させなければならないと強調した。

金正恩総書記は、第１回全党初級党委員長大会を起点に、初級党組織の活動に対する党中央委員会的な指導がより細部化、具体化されたし、昨年だけでも党中央が諸総会をはじめとする多くの機会に初級党組織の活動を改善するための方途的問題を慎重に討議し、手配して、党の基層強化に力添えする活動を各方面から行ったことに言及した。

金正恩総書記は、全党の多くの初級党組織が大きく成長し、その地位と役割がいっそう昇格され、活発になったが、発展する現実の要求に応じられない慎重な偏向が現れていることを指摘しながら、活動の改善で得た経験をみんなが共に摂取し、誤りから教訓をくみ取るべきであると述べた。

金正恩総書記は、これまでの５年間、初級党組織の活動を批判的見地から総括し、非常に高まった革命発展の要求に即して初級党活動を改善、強化する上でキーポイントとなる方途を見いだして全党の初級党書記を武装させ、再び自覚、奮発させようとするところに、今回の初級党書記大会の重要な目的があると言明した。

金正恩総書記は、全ての参加者が高い政治性と自覚性、明確な目的指向性を持って大会に臨み、自分の単位の活動状況を冷徹に振り返り、優れた初級党組織の経験と妙策を積極的に習い、共有すべきであると述べ、大会が全ての初級党の組織力と戦闘力、活動性を向上させる画期的な契機に、初級党書記の政治・実務水準を一段と跳躍させる転換点になるようにすることについて強調した。

金正恩総書記は、今回の大会が社会主義建設の全面的発展を成し遂げるための新しい闘争段階の要求に即して、わが党の基層組織をいっそう強化し、党活動を革新する上でもう一つの重要な里程標になるとの確信を表明し、朝鮮労働党第２回初級党書記大会の開会を宣言した。－－