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北朝鮮で最高人民会議第14期第6回会議(2月6日〜7日)が行われ、2021年国家予算執行の決算と2022年国家予算に関する報告をコ・ジョンボム財政相が行った。朝鮮中央通信が報じた。

コ財政相は「全人民が5カ年計画遂行の突破口を開くための総攻撃戦を力強く繰り広げて自分の部門と単位、国家の経済的潜在力を増大させることで、昨年の国家予算が成功裏に執行された」と述べた。

報告によると、「金属工業と化学工業部門に投資を集中するとともに、人民経済の発展に2020年に比べて100.6%に該当する資金を支出した」という。

また、「非常防疫活動を国家活動の第1順位に置いて強力に展開するとともに、教育の条件と環境を一新し、保健医療部門の物質的・技術的土台を改善するのをはじめ、社会主義文化を発展させることに2020年に比べて101.8%の資金を支出した」「戦争抑止力を質量ともにいっそう強化し、国家の安全のために歳出総額の15.9%を回すことで、国と人民の尊厳と安全を守り抜くことに寄与した」と述べた。

コ財政相は、2022年の「国家歳出は、昨年に比べて101.1%に増えることになる」としならがら「経済建設に対する投資」「農業部門」「金属、化学、電力、石炭、機械工業、鉄道運輸など基幹工業部門と軽工業、水産業など人民経済の全ての部門」で、「必要な資金需要を円滑に満たすことになる」と強調した。

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一方、「歳出総額の15.9%を国家防衛力強化に回すことになる」「大流行伝染病をはじめとする世界的な保健危機に対応するための支出項目を新たに設け、昨年に非常防疫活動に支出された資金より133.9%に増やすことになる」と述べた。

さらに、「在日同胞子女に多額の教育援助費と奨学金を送って、総連(在日本朝鮮人総聯合会)の民主主義的民族教育の発展を引き続き促すことになる」と報告した。

コ財政相報告者は、「今年の国家予算を狂いなく執行することで、自存、自立の強国を一日も早くうち建てるための全人民的な総攻撃戦を財政的に裏付けていく」と強調した。