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家族がいない、または生活状態が厳しくて面会すらない収監者は慢性的な栄養失調に苦しめられることになる。故に収監者は「処罰飯」を非常に恐れ、教化所の管理側はこれを効果的な統治手段としている。

収監者には、囚人服や毛布、靴、歯磨き粉、歯ブラシ、石鹸などの生活用品は支給されない。物資不足の原因もあるが、囚人服の場合、収監者どうし入所当時に着ていた服を切り裂いて交換し縫って作られたつぎはぎの服を着させ一般の人と囚人を区分するが、これは逃走を防止する管理側の狙いもある。

その他の物資は面会を通じて入手したり、収監者どうしの取り引きを通じてやりくりする。面会などで物資を入手できない収監者に限って靴や毛布のような物品を提供することもある。

監房は40人から60人が生活できるほどのキャパシティだが、施設不足により実際には100人以上の収監者が一緒に過ごさなければならない場合が多い。