人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の金正恩総書記は18日、平壌で開かれている第5回3大革命先駆者大会の参加者に書簡「3大革命の炎を強く燃え上がらせて社会主義の全面的発展を成し遂げよう」を送った。

「3大革命赤旗獲得運動」とは、金正日総書記の提唱によって1973年頃に始まった大衆運動であり、3大とは「思想」「技術」「文化」の3つを指す。この運動を進めるために作られた「3大革命小組」は、金正日氏の党権力掌握の過程で重要な役割を果たした。

金正恩氏は書簡で「多くの単位が3大革命赤旗を授与されておらず、すでに授与された単位の中でもその役割をまともに果たせない単位が少なくないのを見ても、この運動に対する指導に欠点がある」「3大革命赤旗獲得運動で遅れをとっている市・郡党責任書記、3大革命赤旗単位の隊伍から除名されたり、称号を剥奪された単位の党責任幹部は然るべき責任を負わなければなりません」などしながら、運動が停滞していることを指摘した。

また、「わが党が打ち出した闘争目標は膨大であり、困難は依然として折り重なっていますが、われわれはあらゆる条件が備わるまで待っているわけにはいきません」と述べた。

そのうえで、「私は、全ての幹部と党員と勤労者が3大革命の力強い炎を燃え上がらせて歴史のあらゆる挑戦をはね除け、朝鮮式社会主義の全面的復興を必ずもたらすものと確信しています」と強調した。