北朝鮮の金正恩総書記が、中国人民志願軍朝鮮戦線参戦記念日に際して、平安南道(ピョンアンナムド)檜倉(フェチャン)郡にある中国人民志願軍烈士陵園に花輪を送った。朝鮮中央通信が26日、報じた。
1950年10月、中国は朝鮮戦争(1950〜1953)に、国軍の中国人民解放軍ではなく義勇兵として「人民志願軍」を送った。中国は100万人規模の兵力をつぎ込むも、50万人が戦死したと言われる。このことから、中朝の結びつきは「血の友誼」と表現されている。
金正恩氏は、中国共産党と中国政府は「私心のない革命的支援を与えたし、朝中両国の人民と軍隊の団結した力量で戦争で偉大な勝利を収めることによって朝中両国の安全を守り、血潮と生命をもって朝中親善歴史に輝かしい一ページを記した」と述べた。
また、「血縁の絆でつながった朝中親善は世代が交代しても変わることなくいっそう強固になるであろうと言い、烈士たちの貴い魂が名誉の壇上でとわに生きることを願う真情と敬意を込めて烈士陵園に花輪を送る」と述べた。
金正恩氏名義の花輪とが朝鮮労働党中央委員会と朝鮮民主主義人民共和国国務委員会の名義による花輪が25日、献じられたと記事は伝えた。