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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は5日、金正恩総書記が最高人民会議で行なった施政演説の内容を「深く学習しなければならない」と強調する社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮では9月28日、29日の両日にかけて日本の国会あたる最高人民会議第14期第5回会議が開かれ、金正恩氏は2日目の会議で施政演説を行なった。社説は、金正恩氏の演説内容を国民に浸透させながら統制を図る狙いがあるようだ。

社説は、「全人民が金正恩総書記の構想と意図に従って朝鮮式社会主義の全面的発展を成し遂げるには、施政演説の思想と精神、内容を深く学習しなければならない」と強調した。

また、「第8回党大会が指し示した勝利の目標を目指す全人民的闘争に限りない活力と鼓舞を与え、国家政権機関の戦闘的威力を全面的に高めて、朝鮮式社会主義の全面的発展をより速められるようにしたところに、金正恩総書記の施政演説が持つ歴史的意義がある」と述べた。

そのうえで、「全ての活動家と党員と勤労者は、金正恩総書記の施政演説に盛り込まれている思想と精神を深く学習し、徹底的に具現して以民為天、一心団結、自力更生のスローガンを高く掲げて進むこんにちの総進軍で必ず勝利者にならなければならない」と主張した。