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北朝鮮外務省のチョ・チョルス国際機構局長は3日、国連安全保障理事会(安保理)が北朝鮮のミサイル発射を巡って非公開会議を開いたことを非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮は9月28日、極超音速ミサイル「火星8型」を試射した。これを受けて安保理は1日、非公開の緊急会合を開いた。しかし、常任理事国の中国とロシアは北朝鮮を擁護し、安保理として一致した対応を取れなかった。

談話は、「われわれの正当な主権行使を取り扱ったのは、われわれの自主権に対する露骨な無視、乱暴な侵害であり、許せない重大な挑発である」と指摘した。

また、「われわれに自衛権を放棄しろということで、朝鮮民主主義人民共和国を主権国家と認めないということ同様である」と強調した。

さらに、「国連安保理が米国とその追随勢力の大規模な合同軍事演習と頻繁な攻撃用の武器試験に対しては押し黙っていながらも、われわれの正常的で計画的な自衛的措置に言い掛かりをつけたのは、国連活動の生命である公正さと客観性、衡平性に対する否定であり、明白な二重基準である」と主張した。

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そのうえで、金正恩総書記が最高人民会議第14期第5回会議(9月28日、29日)で「米国の不公正で二重基準的な行為を黙過したり放置しておけば、敵対勢力がそれを既定事実化してわれわれを翻弄しようと飛びかかるかも知れない」「われわれの国権を侵害しようとすることに対しては、たとえいささかなことであっても絶対に許さずに強力な国家的対応措置を取らなければならない」などと述べたと強調した。