北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、日本が植民地時代の朝鮮半島で「温泉文化を抹殺した」と非難する記事を配信した。
記事は、「朝鮮人民は古代から国の豊かな温泉資源を病気の治療に広く利用してきたし、朝鮮封建王朝時代(1392-1910)には日本人も温泉治療を受けるようにした」と述べた。
一方、「しかし、朝鮮を占領してわが国の温泉資源を全部調査、掌握した日帝は鏡城温泉をはじめ有名な温泉を日本人が運営するようにしたり、日帝侵略軍の療養所に転換させ、朝鮮人民が利用できないようにした」と指摘した。
また、「温泉地帯に警察署を設けて朝鮮人に対する弾圧策動を強行した」と強調した。
そのうえで、「日帝のこのような策動によって朝鮮人民は数百、数千年間にわたって利用していた温泉資源を全部奪われるようになった。朝鮮人民は、過去に日帝が働いた罪悪の歴史を決して忘れず、必ずその代価を払わせる」と主張した。