北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、旧日本帝国が朝鮮の歴史的な美術品を強奪したと非難する記事を配信した。
記事は、「20世紀の初めに不法非法にわが国を占領した日帝は、朝鮮人民が歴史的に創造した石造美術品を数多く強奪した」「石塔の中の副葬品である金、銀と金銅製の仏像などを略奪するために爆薬で塔を爆破し、遺物を窃取したりした」などと非難した。
つづけて、「日帝のこのような策動は徹頭徹尾、朝鮮人民の愛国心と反日感情を抹殺し、朝鮮に対する侵略的・隷属的目的を実現してみようとする陰険かつ白昼強盗さながらの下心の発露であった」と強調した。
そのうえで、「諸般の事実は、日帝の石造美術品略奪蛮行こそ手段と方法や狡猾さにおいて最も野蛮的で極悪な犯罪行為であると同時に、反人倫的犯罪行為であることを再度はっきり実証している」と主張した。