北朝鮮国営の朝鮮中央通信は5日、日本の防衛省が最新型ステルス戦闘機を新たに導入しようとしていることに対して、「平和破壊策動である」と非難する論評を配信した。
防衛省は、ステルス性に優れた最新型F35Bを宮崎県の新田原基地、F35Aを石川県の小松基地へ配備する予定だ。
論評は、こうした動きに対して「このような武力増強配備は、安定して平和な世界で生きることを願う人類の所望に逆行する平和破壊策動である」と非難した。
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特に、空母艦載機となるF35Bの配備を巡り「日本は、周辺国の海洋進出に対処して『離島防衛』を強化しなければならないとし、これらの戦闘機で装備した部隊を新設して今後、馬毛島に建設される基地で本格的な訓練を行おうとしている」と指摘。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面そのうえで、「諸般の事実は、日本反動層の海外膨張企図と朝鮮半島再侵略野望が日増しにいっそう露骨になっていることを示している」とし、「日本は、軍事大国化策動が招く破滅的結果について銘記して軽挙妄動してはならない」と警告した。