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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、日本は過去清算をすべきと主張する論評を配信した。

2020年6月30日、ベルギーのフィリップ国王はコンゴ民主共和国(旧ザイール)に対して、75年にわたるベルギー支配下での残虐行為について「痛惜の念を表したい」と記した書簡を送った。ベルギー国王がコンゴに謝罪したのは初めてだという。

同通信は、「ベルギー政府は、植民地時代にコンゴから略奪した文化財を返還するロードマップを提出した」とし、「これは、過去を清算し、新しい和解と協力の時代を開こうとする国際的な努力が引き続き粘り強く行われていることを示している」と評価した。

一方、「日本は、20世紀に侵略戦争でわが国をはじめ、アジア諸国の人民に計り知れない精神的・人的・物質的被害を与えた戦犯国である」と述べた。

つづけて、「20万人の朝鮮女性を性奴隷として連れて行き、あらゆる恥辱を与えた犯罪は、歴史に空前絶後のものであった。日帝は、朝鮮人民が先祖代々譲り受けた文化財を手当たり次第に破壊、略奪し、莫大な天然資源と生産物を奪っていく行為もためらわなかった」と非難した。

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さらに、「最近は、日帝の性奴隷犯罪を暴露する名古屋市のある展示会場に爆発物を発送して爆発させるテロ犯罪まで働いた」とし、「過去犯罪に関連する日本の不穏当な態度は、罪悪の歴史を繰り返すという事実上の宣布同様で、人類の正義と良心に対する許せない挑戦である」と強調した。

そのうえで、「日本は、過去清算の責任から逃れようと狂奔するほど、自分らの政治的立場がいっそう困難になり、未来も暗たんたるものになるだけであることをはっきり認識しなければならない」と主張した。