北朝鮮国営の朝鮮中央通信は11日、金徳訓(キム・ドックン)内閣総理が平壌市1万世帯住宅の建設場と平壌基礎食品工場を視察したと報じた。
金徳訓氏の視察報道は6月に入って3度目となる。平壌市1万世帯住宅は、「普通江(ポトンガン)川岸段々式住宅区」とともに、金正恩総書記が打ち出した建設事業だ。
金徳訓氏は建設現場を見回りながら、「第8回党大会と党中央委員会第8期第2回総会の決定を体して人民の理想的な市街を建設するために忠誠の突撃戦、熾烈な徹夜戦を繰り広げながら新たな平壌速度、建設神話を生み出している建設者たちを励ました」と同通信は伝えた。
また、「活動家が大衆の高揚した熱意に合わせて工事の作戦と指揮をより緻密に行って対象別、単位別に応じた工程計画を狂いなく遂行し、建設装備の利用率を最大に高めるとともに施工の質を徹底的に保証する」と述べた。