北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、日本の海上自衛隊が新たなイージス艦を配備したことを非難する論評を配信した。
今月5日、海上自衛隊佐世保基地に4隻目のイージス護衛艦「はぐろ」が配備された。これにより、日本が保有するイージス艦8隻のうち半分が佐世保基地に配備されたことになる。
このような動きに対して論評は、「地域の平和を害し、情勢の不安定を引き起こし、再侵略の野望をなんとしても実現しようとする危険な行為である」と述べた。
また、「新型潜水艦、護衛艦建造のような武装装備の絶え間ない開発および生産と佐世保港、新田原基地をはじめ大陸侵略に有利な攻撃陣地、列島要衝に臨戦態勢を整えた『自衛隊』武力が続々と集結されていることも、いざという時、再侵略の野望を迅速に実現しようとする日本の危険性を増している」と強調した。
そのうえで、「周辺の情勢にかこつけて配備している全ての攻撃武器を完全かつ検証可能な方法で、不可逆的に撤廃すべきである」と主張した。