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北朝鮮の金正恩総書記は15日、太陽節(故金日成主席の誕生日)に際し、金日成主席と故金正日総書記の遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝した。朝鮮中央通信が伝えた。

参拝には、李雪主(リ・ソルチュ)夫人、趙甬元(チョ・ヨンウォン)朝鮮労働党中央委員会組織書記、朴正天(パク・チョンチョン)朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀長、金与正(キム・ヨジョン)党副部長、玄松月(ヒョン・ソンウォル)の党副部長が同行した。

これまでは、金正恩氏が党や朝鮮人民軍の多数のメンバーを引き連れて参拝することが慣例だったが、朝鮮中央通信は上記5人の同行しか報じていない。

金正恩氏は昨年(2020年)は、太陽節に宮殿を参拝せず、異例の事態となった。理由は明らかにされていないが、同時期に急遽、心臓血管系の治療を受けた可能性が高い。