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北朝鮮の平壌で6日、朝鮮労働党第6回細胞書記大会が開幕した。金正恩総書記が大会を指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

党細胞とは、党の最下部にある末端、基層組職である。同党には党中央委員会、道の党、市・郡の党の次に初級党委員会や部門党委員会があり、さらに一番下に党細胞が存在する。2017年に第5回党細胞委員長大会(12月21日〜23日)が開催された。

金正恩氏は、今年1月に開いた労働党第8回党大会で、新たな「国家経済発展5カ年計画」を打ち出した。細胞書記大会を通じて、労働党の強化をはかり5カ年計画の成果に繋げる意図があると見られる。

同通信は、「朝鮮労働党第6回細胞書記大会では、第5回細胞委員長大会以後、党細胞書記の活動状況を全般的に分析、総括し、こんにち党細胞の活動を画期的に改善、強化する上で提起される課題と実際の方途を討議することになる」と述べた。

金正恩氏をはじめ、党中央委員会の趙甬元(チョ・ヨンウォン)組織書記、チョン・サンハク、李日煥(リ・イルファン)の両書記、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)のクォン・ヨンジン総政治局長、党中央委員会の金才龍(キム・ジェリョン)、呉日晶(オ・イルチョン)、ホ・チョルマンの各部長、中央と地方の党責任活動家らが幹部壇に就いた。

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金正恩氏が開会の辞を述べ、開会を宣言した。つづいて、趙甬元氏が報告「党細胞の戦闘力と闘争力をいっそう強めて第8回党大会が示した5カ年計画を無条件決死の覚悟で遂行しよう」を提起した。

趙甬元氏は報告で、「活動する党、闘争する党、前進する党の革命的性格と面貌をいっそうはっきりさせ、党の戦闘力を全面的に強化できるようになった」と述べた。

一方、「党細胞が金正恩総書記の唯一的指導体系を確立する活動を細胞活動の主眼として堅持できなかった」「党細胞の活動を対人活動に確固と切り替えず、党政策貫徹の直接的戦闘単位としての任務を遂行できなかった」「党細胞書記が党的原則、革命的原則がなく反社会主義、非社会主義との闘いを度合い強く展開できなかった問題」などの欠点を厳しく批判した。

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欠点の原因について、「各級党委員会が党細胞に対する指導を実質的に行わず、党細胞書記の政治意識と実務能力が低いところにあるが、それから招かれる悪結果は極めて重大である」と指摘した。

そのうえで、「金正恩総書記の革命思想と指導に忠実に従って第8回党大会が示した新たな5カ年計画を無条件に、決死の覚悟で実行する火線戦闘員、先鋒闘士になるべきだ」と強調した。

趙甬元氏の報告に続いて、各企業所の細胞書記が討論した。討論では、成果を強調しながらも、「一部の党細胞で党員に対する党生活の手配と指導を綿密に行えなかった欠点が批判、総括された」という。