北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は2日、金正恩総書記の業績を讃える論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
労働新聞は同日、4月15日の太陽節(故金日成主席の生誕記念日)を控えて、金日成氏の業績を讃える論説を掲載した。金日成氏と並んで賞賛することで、金正恩氏の権威をより高める意図があるようだ。
論説は、「わが国家第一主義時代は不世出の偉人、絶世の愛国者であり、人民の偉大な慈父である金正恩総書記がもたらした五千年民族史にいまだかつてなかった栄えある時代である」と主張した。
また、「金正恩総書記は、わが国家の強大さの象徴であり、全朝鮮人民の運命、未来である」とし「指導者として、人間としてなめうる苦労は全てなめながら、決死の献身で朝鮮革命を勝利に向けて導いてきた方が金正恩総書記である」と讃えた。
そのうえで、「自身の心魂と心血を祖国と人民のための道にささげて新たな発展と繁栄の時代、わが国家第一主義時代を開いた金正恩総書記の業績は、祖国の歴史に永遠不滅であろう」と強調した。