北朝鮮の金正恩総書記が1日、普通江(ポトンガン)の川岸段々式住宅区の建設現場を視察した。朝鮮中央通信が伝えた。
金正恩氏は3月26日、800世帯の「護岸段々式住宅区」を新しく建設する計画を打ち出した。住宅は党と国家のために奉仕している各部門の勤労者に贈られる予定だという。
金正恩氏は、「800世帯の段々式住宅区の建設は新しい形式の住宅で都市の面貌を一新し、人民に発展した生活の環境と条件を提供しようとする党中央の構想と意図が映っている重要建設である」と強調した。
また、「見栄えのする段々式住宅の類型別特性と立面形成要素が特色あるものによく生かされるように建設の質を高めなければならない」「当面の今年の首都住宅建設計画を立派に完遂して社会主義文明の中心地としてのわが首都の現代性と主体的な建築発展面貌を誇示し、いかなる世紀的変革も遂げられるわれわれの底知れない思想的・精神的威力と強固に打ち固められている自立経済の潜在力をいま一度誇示しなければならない」などと述べた。
そのうえで、「わが党は新たな5カ年計画期間内に住宅および都市経営と生態環境部門でより多くの進展を遂げて人民に他にひけを取らない物質的・文化的福利を提供する」と強調した。