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特に、全財産を投資して韓国製品を確保していた住民は、市場での販売も出来ず、取り締まりに引っかかるとなれば没収されるため、不満がより一層高まっているという。

咸鏡北道の情報筋は「韓国製品を売っている人々の中には、『一日の売上で何とか延命している人までも取り締まるのか』と、保安員を罵る人が多い。儲けが良い人よりも、その日の稼ぎが重要な人々の不満が高い」と伝えた。

「彼らは『国家が生産も出来ず、供給もままならないのに、どうやって食べて行けというのか。米と豚肉までは望まないが、少なくとも商売ぐらいはさせてもいいのではないか』と愚痴をこぼしている」と付け加えた。

また「一部は、『強盛大国とはこういうことなのか。服や物にどんな思想があるのか』と不満を述べ、また他の一部は『南朝鮮産よりも北朝鮮の物は劣るので、躍起になっているのだろう』と露骨に表現している」と雰囲気を説明した。

両江道の情報筋も、「化粧品販売をするある女性は、韓国製品の需要が高まったのを見て、借金して商売を始めたが、取締で全て没収された。号泣する女性を見たある商人が、『待ち遠しいのは強盛大国ではなく、あいつらを殺す日』と言ったところ、周囲の人々も同意していた」と伝えた。