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韓国国防省は2日までに、国防白書の2020年版を発表。その中で、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)が各種の弾道ミサイルを運用する戦略軍配下のミサイル旅団数を9個から13個に、機械化歩兵師団の数も4個から6個に増設したとの分析を示した。

また、敵の後方かく乱や重要施設の破壊活動を行う特殊作戦軍は青瓦台(韓国大統領府)などを模した施設での訓練を強化しており、装備も最新のものに入れ替えていると指摘した。

白書によれば、北朝鮮は軍事行政を担う人民武力省を「国防省」に改称。陸軍、特殊作戦軍、海軍、航空・反航空(防空)軍、戦略軍の5軍種を運用している。また、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は政権発足後、軍建設の戦略的路線として政治思想の強軍化、道徳の強軍化、戦法の強軍化、多兵種の強軍化という4路線を新たに提示した」と明らかにした。