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北朝鮮の金正恩総書記は12日に閉幕した朝鮮労働党第8回大会で結語を述べ、「われわれの内部の力を全面的に整備し再編成し、それに基づいて全ての難関を正面突破して新しい前進の道を切り開かなければならない」と強調した。朝鮮中央通信が伝えた。

結語は、党運営の改善と経済分野の課題に重点が置かれた内容。金正恩氏が語る「正面突破」は国際社会による経済制裁を、自力更生で克服する意図を表したと見られ、当分の間、非核化を巡る米国などの要求に応じる意思がないことを鮮明にしたと言える。

金正恩氏は結語の前半で「わが党がこれまでの党大会とは異なり、今回の大会で自己の活動を肯定的な面ではなく、批判的な立場に立って冷静に分析、総括したのは、総括期間に収めた成果に劣らぬ大きな意義」を持つと指摘。過去5年間の経済政策の失敗を、あえて認めたことの意義を強調した。

金正恩氏は続けて、「以民為天」「一心団結」「自力更生」を同大会のスローガンにすべきだと提案。今回の大会における金正恩氏の発言から文脈を読み解くと、以民為天は「経済優先」、一心団結は「党の強化」、自力更生は「核戦力の強化」と解釈することができる。

経済分野について金正恩氏は、金属工業と化学工業を重点分野として真っ先に挙げた。「新たな国家経済発展5カ年計画の中心的課題は、金属工業と化学工業を経済発展のキーポイント」であるとし、「何の見積もりもなしに国の経済力を分散させるのでなく、鉄鋼材と化学製品の生産能力を大幅に伸ばすのに最大限合理的に活用できるように、経済の作戦と指揮を強めることが重要」だと強調した。

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党による支配の強化を巡っては「新たな5カ年計画期間、国家の統一的な指揮と管理の下に経済を動かす体系と秩序を復元し、強化することに党的、国家的な力を入れるべき」としながら、「党大会以降にも特殊性を云々し、国家の統一的指導を妨害する行為に対しては、どの単位を問わず強い制裁」を加えると宣言。経済制裁や新型コロナウイルス対策のための国境封鎖の影響による資金不足、資材不足を理由に、計画遂行が停滞する現象を許容しない姿勢を示した。

また、「人民生活を一日も早く安定、向上させ、自力富強、自力繁栄の確固たる保証をもたらすためには、一番難題となっている経済問題から早急に解決しなければなりません」と述べた。

一方、軍事分野では「核戦争抑止力をさらに強化するとともに、最強の軍事力を備えることに全力を尽すべき」と指摘。人民軍の最精鋭化、強兵化に引き続き拍車をかけて、いかなる形態の脅威と不意の事態にも国家防衛の主体としての使命と役割を果たせるようにしっかり準備させるべき」などと語った。

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