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北朝鮮の平壌で10日、朝鮮労働党第8回大会の第6日会議が行われた。会議では金正恩党委員長が「朝鮮労働党総書記」に推戴された。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩氏はこれまで「第一書記」「党委員長」の名称を使用してきたが、総書記となることで「脱金日成・金正日時代」をアピールしながら、金正恩カラーを強めていくと見られる。

会議では第4の議案「朝鮮労働党中央指導機関の選挙」が討議された。大会は第8期党中央指導機関の選挙を行い、党中央委員会の委員および委員候補の推薦と選挙が行われ、全員が選ばれた。

また、「朝鮮労働党総書記の選挙に関連する提議」を李日煥(リ・イルファン)氏が述べ、「提議者は、敬愛する金正恩同志を朝鮮労働党の首班としていただくのはわれわれの時代の厳かな要求であり、数百万の党員と人民の確固たる信念であると述べ、全党と全人民の総意を集めて金正恩同志を朝鮮労働党総書記に高く推戴する」と提議した。

そのうえで、朝鮮労働党第8回大会は、「金正恩同志を朝鮮労働党の総書記に高く推戴することに関する決定を全会一致で採択した」という。

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つづけて、金才龍(キム・ジェリョン)氏が党中央委員会第8期第1回総会の決定の内容を党大会に報告し、第8期中央委員会指導機関のメンバーで党大会決定書草案作成委員会を選挙した。