北朝鮮で29日、金正恩党委員長の指導の下、朝鮮労働党中央委員会第7期第22回政治局拡大会議が開かれた。朝鮮中央通信が伝えた。
金才龍(キム・ジェリョン)党中央委員会副委員長が司会した会議には、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会の委員と党中央委員会政治局の委員、委員候補が参加した。
会議では、2021年1月に開催が予定されている朝鮮労働党第8回大会の「執行部と幹部壇」「秘書部(書記部)の構成案」「党大会の議定に応じた日程」などが討議された。党中央委員会政治局は、これらの議定を承認し、労働党第8回大会を2021年1月初旬に開会することに関する決定を採択した。
また、「『80日間戦闘』の期間、各分野において革新的成果と前進を成し遂げて、第8回党大会の招集のための立派な条件を整えた」「第8回党大会の諸般の準備活動が順調に締めくくられている」と評価する一方、「第8回党大会に上程する一連の重大な問題について深く研究、討議し、当該の決定を採択した」と述べた。
重大な問題が何を指すかについては具体的には述べられていない。